番外編
『銀座二十四帖』A 川島雄三監督
1955年 日活

NEW 2021.6.9


銀座が舞台の本作だが、大阪や京都のロケが数多い川島作品らしく本作にも大阪のロケーションが登場する。
写真は大阪を代表する名所の一つ、道頓堀「戎橋」を歩く京極和歌子(月丘夢路)。



日活時代の川島雄三作品については、日活のウェブサイトがロケ地も記載されていてかなり充実している。
松竹、東宝、大映も川島雄三作品について(成瀬作品も)同じようなウェブサイト、特にロケ地情報の記載があるといいのだが・・・

日活ウェブサイト『銀座二十四帖』

大阪のロケーションで、大阪球場、入船橋付近、島屋難波店とある。
入船橋はネット検索すると、当時の運河「難波入堀川(なんばいりほりがわ)」にかかっていた橋で
毎回ご教示いただいているK氏によると、現在の難波中交差点(下記地図:難波中)の北側にかかっていた橋とのこと。
正確な場所は土地勘が無いのでわからない。
運河は埋め立てられ、運河の上は現在「阪神高速1号環状線」。
大阪球場は現在の複合施設「なんばパークス」にあった。
下記の画面写真は「大阪球場」のシーンの後。


京極和歌子(月丘夢路)と三ツ星伍郎(芦田伸介) 入船橋?



仲町雪乃(北原三枝)と望月三太郎(大坂志郎) 後方は南海難波駅。大阪球場に隣接。
川島映画の北原三枝は、お洒落で綺麗でカッコイイ。




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